サンスイ AU-D907F 品を修理整備したものです。部品交換と整備で正常になりました。
【入手時の
【修理内容】１）終段トランジスタ４個を同一型番の新品に交換。（パッケージ違いですが同一仕様です）２）ドライブトランジスタ４個 新品交換３）破損していた数個の抵抗器を交換４）特殊な状況でMCアンプが異常発振する場合があることの対策を実施

【整備内容】１） すべてのボリューム点検・整備、ガリなし２） すべての操作SWを分解清掃、一部のスライドSWは分解・端子磨き・接点グリースを塗布。３） スピーカー・ヘッドフォン リレー 3個 分解し接点磨き４） はんだ箇所を点検し、微妙なところは盛りはんだ処理５） 終段トランジスタ、ヒートパイプのシリコングリースの塗りなおし６） 入出力端子磨き７）リアパネルと底面にはサビがありますが、ひどい部分は削り取り、錆防止コートをしています。８） 打診（基板を叩いて機能不良やノイズ発生がないことを確認）を実施
【調整】１） イコライザーブロックのDCオフセット・サーボ調整２） Power AMP部の 終段バイアス電流、出力DC Offset調整３）MCヘッドアンプ部のDCオフセット調整
【確認内容】１） AUX, TUNER、Tape入力で音出し確認。 WaveGanerator,WaveSpectra で20KHz までの周波数特性が ・THRU でフラットであることを確認 ・TONE Control ONで仕様通りに低音・高音が変化することを確認２） PHONO はアッテネータを通してインピーダンスを下げ周波数特性を測定 ほぼRIAAカーブに沿っていることを確認し、MM/MCとも正常に音が出ることは確認。３） 6Ω＋6Ωダミー抵抗負荷、24W+24W、スイープ信号入力で数時間エージング後 ・DCオフセット・バイアス値に異常がないことを確認
現在のところすべての機能は正常です。外観には年数なりの傷やスレがありますので、外観を重視される方にはお勧めしません、
ノークレーム、ノーリターンでお願いします。